Petromaxの歴史
灯油ランタンで圧倒的な知名度を誇る「Petromax(ペトロマックス)」。その歴史は2つのステージに分けることができます。現代まで続くブランドが誕生した1900年代。そして新たなコンセプトと共に成長を続ける2000年代です。
世界で初めて灯油ランタンが誕生したのは、1910年のドイツ。ベルリンに住むマックス・グレーツ(Max Graets)によって発明されました。当時マックスは弟のアドフルとともに会社を経営しており、同社は初期の灯油ランタンに改良を加え、1917年頃に信頼性の高い圧力式灯油ランタンを新たに開発します。これをきっかけに同じく灯油燃料を使用したテーブルランプやバーナーの製造も始まり、数々の商品をたばねるブランドとして、石油を意味する「Petro (Petroleum) 」と、開発者の名前の一部「Max」をかけ合わせた「Petromax」は誕生しました。
ペトロマックスは、灯油ランタン独特の暖かみがあるまばゆい輝きで人々を魅了し、瞬く間に世界でシェアを拡大していきます。
そして時は経ち、2008年。ペトロマックスに大きな転機が訪れました。ペラム・インターナショナル社がペトロマックスの商標権を取得したことで、照明器具のブランドから、“炎”をコンセプトにしたブランドへと新たに生まれ変わったのです。同社を経営するドイツ人のジョナス・タウレックは、100年以上続く自国のブランドの歴史を尊重しつつ、“炎”に関わるダッチオーブンや焚火台などを次々に開発。ドイツが誇る鉄の文化から生まれた耐久性の高い実用的な製品は世界の市場に受け入れられ、これによってペトロマックスの規模は急激に拡大しました。
伝統と革新が共存する新生ペトロマックスは、歴史ある灯油ランタンと、ユニークな発想から生まれる新製品とともに、これからもアウトドアアクティビティを盛り上げていきます。
1910年 | ドイツ人のマックス・グレーツが灯油ランタンを発明 |
1917年頃 | マックスが経営するEHRICH & GRAETZ社が圧力式灯油ランタンを開発 同時に「Petromax」ブランドが誕生 |
1920年 | ペトロマックスのランタンの需要が拡大するとともに、ドイツのマントル製造メーカーDIAMCO社がペトロマックスの専用マントルを販売開始 |
2008年 | ペラム・インターナショナル(PELAM INTERNATIONAL)社がペトロマックスの商標権を取得 |
2012年 | PELAM INTERNATIONAL社が社名を、PETROMAX GMBHに変更 現在に至る |
Petromax HK500
HK500の明るい光は、シンプルでありながら昔から変わらない技術から得られます。
燃料タンクに圧力をかけて液体の灯油を気化させ、空気と混合させたガス状にしてマントルから光を放ちます。
この原理が正しく機能するために、HK500は200以上の細かなパーツから構成され、ドイツの工場でひとつひとつ手作業で組み立てられています。
レトロで美しいデザイン、精巧な作り、約400ワットの明るい光量はアウトドア愛好家だけでなく、支援団体や軍隊でも採用、また世界中のさまざまな地域で人々の生活を照らし続けています。
ニッケル
02150-3
ブラス
12198-2
HK500 スペック
●サイズ / φ17 × 40cm ●本体重量 / 2.4kg ●タンク容量 / 1L
●燃料 / 灯油 ●燃焼時間 / 約8 時間 ●明るさ / 500CP(約400W)
ご自宅でも楽しみたい方にエレクトリックランタン
ニッケル
02150-3
ブラス
12198-2
エレクトロ
灯油ランタンHK500のフォルムはそのままに、
約60Wの優しい明かりがあたりを包み込みます。
差し込みプラグは日本仕様のAタイプになります。
Petromax HK500のしくみ・点灯方法
Petromax HK500のオプション
弊社はPetromax日本正規輸入代理店でございます。
弊社からのご購入商品の修理・保証に関しましては、ご購入の際に同梱されている弊社発行の取扱書兼保証書をご用意の上承っております。
詳しくは「修理・保障について」をご覧ください。
Petromaxに関してよくある質問 ⇒ PetromaxのQ&A
メンテナンス方法や本体の付属品についてご紹介しています。
パーツ数が多いのでメンテナンスも難しいと思われがちですが触ってみると意外と簡単な仕組みです。
うまく点灯しないことがありましたら、一度ご覧ください。